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https://github.com/asdf-vm/asdf.git
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Co-authored-by: kodaka <1562923+kodaka@users.noreply.github.com>
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# バージョン
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## バージョンのインストール
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```shell
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asdf install <name> <version>
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# asdf install erlang 17.3
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```
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プラグインが、ソースコードからのダウンロード・コンパイルをサポートしている場合、`ref:foo`の形式(`foo`は特定のブランチ、タグ、またはコミット)でバージョンを指定できます。アンインストールするときも、同じ名前とバージョンを指定する必要があります。
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## 最新安定バージョンのインストール
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```shell
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asdf install <name> latest
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# asdf install erlang latest
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```
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下記のように、特定のプレフィックスでの最新安定バージョンをインストールすることもできます。
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```shell
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asdf install <name> latest:<version>
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# asdf install erlang latest:17
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```
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## インストール済みバージョン一覧
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```shell
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asdf list <name>
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# asdf list erlang
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```
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下記のように、特定のプレフィックスでのバージョンでフィルタすることもできます。
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```shell
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asdf list <name> <version>
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# asdf list erlang 17
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```
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## インストール可能な全バージョン一覧
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```shell
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asdf list all <name>
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# asdf list all erlang
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```
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下記のように、特定のプレフィックスでのバージョンでフィルタすることもできます。
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```shell
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asdf list all <name> <version>
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# asdf list all erlang 17
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```
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## 最新安定バージョンの表示
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```shell
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asdf latest <name>
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# asdf latest erlang
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```
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下記のように、特定のプレフィックスでの最新安定バージョンで表示することもできます。
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```shell
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asdf latest <name> <version>
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# asdf latest erlang 17
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```
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## カレントバージョンのセット
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```shell
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asdf global <name> <version> [<version>...]
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asdf shell <name> <version> [<version>...]
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asdf local <name> <version> [<version>...]
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# asdf global elixir 1.2.4
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asdf global <name> latest[:<version>]
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asdf local <name> latest[:<version>]
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# asdf global elixir latest
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```
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`global`の場合、バージョンは`$HOME/.tool-versions`ファイルに書き込まれます。
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`shell`の場合、バージョンは`ASDF_${TOOL}_VERSION`という環境変数に設定され、現在のシェルセッションでのみ有効となります。
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`local`の場合、バージョンは`$PWD/.tool-versions`ファイルに書き込まれます。存在しない場合は作成されます。
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`.tool-versions`ファイルについて詳しくは、[構成設定のリファレンス](/ja-jp/manage/configuration.md)をご覧ください。
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:::warning 代替手段
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現在のシェルセッションでのみバージョンを設定したい場合、
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または、特定のツールバージョンでコマンドを実行するだけのためにバージョンを設定したい場合は、
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`ASDF_${TOOL}_VERSION`という環境変数で設定することができます。
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:::
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下記の例では、バージョン`1.4.0`のElixirプロジェクトに対して、テストを実行させています。
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バージョンの表記形式は、`.tool-versions`ファイルでサポートされているものと同じです。
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```shell
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ASDF_ELIXIR_VERSION=1.4.0 mix test
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```
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## システムバージョンへの委任
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asdfで管理されているバージョンではなく、`<name>`で指定されたツールのシステムバージョンを使用するには、バージョンとして`system`を指定します。
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[カレントバージョンのセット](#カレントバージョンのセット)と同様の方法で、`global`、`local`、または`shell`のいずれかに`system`をセットしてください。
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```shell
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asdf local <name> system
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# asdf local python system
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```
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## カレントバージョンの表示
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```shell
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asdf current
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# asdf current
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# erlang 17.3 /Users/kim/.tool-versions
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# nodejs 6.11.5 /Users/kim/cool-node-project/.tool-versions
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asdf current <name>
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# asdf current erlang
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# erlang 17.3 /Users/kim/.tool-versions
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```
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## バージョンのアンインストール
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```shell
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asdf uninstall <name> <version>
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# asdf uninstall erlang 17.3
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```
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## Shims
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asdfがパッケージをインストールすると、そのパッケージに含まれるすべての実行プログラムのShimが`$ASDF_DATA_DIR/shims`ディレクトリ(デフォルトは`~/.asdf/shims`)に作成されます。このディレクトリが(`asdf.sh`や`asdf.fish`などによって)`$PATH`に設定されることで、インストールされているプログラムが当該環境で利用できるようになります。
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Shim自体は非常に単純なラッパーであり、`asdf exec`というヘルパープログラムに、プラグイン名と、Shimがラップしているインストール済みパッケージの実行ファイルのパスを渡して、`exec`します。
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`asdf exec`ヘルパーは、使用するパッケージのバージョン(`.tool-versions`ファイルで指定されたもの、または`asdf local ...`か`asdf global ...`で指定されたもの)、パッケージのインストールディレクトリにある実行ファイルの完全パス(プラグインの`exec-path`コールバックで操作可能)、および実行環境(プラグインの`exec-env`スクリプトで提供)を決定し、実行します。
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::: warning 備考
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本システムは`exec`呼び出しを使用するため、シェルによってsourceされるパッケージ内のスクリプトは、Shimラッパーを経由させずに直接アクセスする必要があります。`asdf`で用意されている`which`および`where`コマンドは、下記のように、インストールされたパッケージへのパスを返すため、この状況を解決するのに役立ちます:
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:::
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```shell
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# returns path to main executable in current version
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source $(asdf which ${PLUGIN})/../script.sh
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# returns path to the package installation directory
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source $(asdf where ${PLUGIN})/bin/script.sh
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```
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### asdfのShimのバイパス
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何らかの理由でasdfのShimをバイパスしたい場合や、プロジェクトのディレクトリに移動した際に自動的に環境変数を設定したい場合は、[asdf-direnv](https://github.com/asdf-community/asdf-direnv)プラグインが役に立ちます。詳細はREADMEをご確認ください。
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